おぢか国際音楽祭2
次の日は佐世保まで移動し、そこから海路を通って、小値賀に着きました。次の日から私たち一行は公共の施設をお借りして自炊し、まるで合宿のような生活が始まりました。
23日は唐見先公民館で前面海という絶好のロケーションの中で、グループ音楽療法が行われました。シタールが30分位奏でられる中でみんさん30名くらいの方が集まりました。仰向けになって寝てシタールを聴くというものです。終わった後、体の中にどのような変化がおこったのか、そして、それはどういうことなのか、参加者とチャンドラカントさんの質疑応答が交わされ、みなさん熱心に聞いていらっしゃいました。私はかねてより海に面した場所で音楽療法を受けてみたいと思っていましたので、参加者に混じって受けさせていただきました。とてもリラックスした状態を体験することができました。
その後、養寿園老人ホーム慰問セッションで30分のシタール演奏を車椅子にのったままホームの方が聴くというかたちの音楽療法と、30分のミニコンサートが行われました。Raga Madhuwanti in teentaal 。「桜」「上を向いて歩こう」。リクエストに答え「朧月夜」。4拍子をチャンドラカントさんが打って「皆さんご一緒に」と言うと多くの方が手ばたきをして、ティンタールを手拍子でうちました。みんさん、正確にリズムにのって楽しげに手拍子をうっていらっしゃいました。又、タブラにあわせて、数名の方がひざの上でも拍子を取っていらっしゃるのが印象的でした。園長さんやスタッフの方が「今夜はみんなぐっすり眠るでしょう」とおっしゃっていました。
24日アジアン・ナイト・チャリティー・コンサートが行われました。この日の収益金はインド・ストリートチルドレンに寄付されます。ラーガとターラの説明が詳しくなされ、インド音楽に親しんでもらおうという試みがなされました。その後、1曲目はRaga Mishra Siuranjiani in teentaal。2曲目はRaga Nihon Indo in Rupak Taal 。終演後ロビーではおぢか国際音楽祭に出演のためにいらしたヨーロッパ演奏家や地元の方、このコンサートのために駆けつけた福岡の方など楽しい談笑が続きました。チャンドラカントさんが泊まっている旅館ではヨーロッパの西洋音楽家と音あわせがあったり、まさにこの地で日本、インド、ヨーロッパの伝統文化あいまみえようとした感がありました。
25日朝7時早朝より7世紀の書物に記載されているという神島神社の拝殿での瞑想コンサートが行われました。30名くらいの方が早朝にもかかわらず集まり、シタールの演奏を瞑想しやすい体勢で聴くというものでした。荘厳なシタール演奏が奏でられ、まさにピッタリのところで行われました。音楽療法といい、瞑想コンサートといい本当によくインド音楽というものをお分かりなった方が、コーディネイトしてくださったおかげです。ただ、ただ、感謝の念で一杯になりました。
今度は場所を保育園に移し、小さいお子さんにコンサートを楽しんでもらいました。タブラにあわせて、ひざをたたく子や、実際にタブラに触って、タブラをうってみたり、シタールを触ってみたりと楽しいひと時を過ごすことができました。
その夜はミュージシャンを招待してのウエルカムパーティーがありました。チャンドラカントさんの奥さんのプージャさんの手づくりのカレーや、地元の奥様方の心つくしの手料理に会場は大盛況でした。その時、お一人の方が「瞑想コンサートのあと、今日1日心静かに仕事ができました」と、おっしゃってくださいました。
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